今日は、4年に一度のうるう年にしかない2月29日ですね。地球が太陽の周りを1年で1周しますが、それには少し誤差があり4年に一度、1日増やすことでその誤差を修正します。ここまでは、皆さんもご存じかと思います。では、400年ではうるう年は100回あるはずなのですが、実は97回しかなのはご存じでした？400年という長い年数では、更に約3日の誤差がある為、うるう年を3回なくして更に修正しているようです。

地球も修正が必要なように、自転車も修正が必要で、スポーツバイクではメンテナンスをして初めて100％のパフォーマンスを発揮します。

さて、大きな地球の話から現実の自転車の話ですが、最近の点検の中で最も多かったのが、チェーン交換でした。

使用と共にチェーンピンの摩耗によるチェーンの伸びが発生します。

チェーン交換をせずに長く使用されますと、スプロケットの摩耗が早まりますので、定期的な早めの交換をお勧めします。(最近では約3割の方がチェーン交換と同時にスプロケットの交換をさせていただきました。)

当店では、点検時にチェーンの伸びをチェックさせていただきますので、気になる方は、お気軽にお申し付け下さい。

また、定期的なオーバーホールも愛車を永く乗るためにはおすすめです。

写真はオーボーホール時のスプロケットですが、上がクリーニング前、下がリーリング後となります。違いは一目瞭然でオイルにまみれたドロを根こそぎクリーニングしますので、駆動系が軽くなり新車の様な軽快感にもどります。

また、コンポに慣れてきましたら、アップグレードもおすすめです。

先日、コンポーネントを一式 SHIMANO 105 ヘアップグレードさせていただきました。

交換前のブレーキです。

交換後のブレーキです。

10万円前後のロードバイクには、ブレーキだけのアップグレードもおすすめです。

105のブレーキ本体交換は、前後交換工賃込みで10,173円(税別)です。

こちらは、交換前のクランク。

そして、交換後のクランク。

8速のクラリスから

11速の105へ更に変速性能が向上しました。

105では28Tが一般的ですが、今回も軽い方が良いと11-32Tのスプロケットを入れさせていただきました。後ろのギアは、歯数が多くなるとペダルがより軽くなりますが、あまり使わない場合は、大きいギアをなくすことで、変速がより滑らかになります。

そして、少し前に交換させていただきましたチューブレスタイヤ SCHWALBE ONE。抜群の転がり性能です。

ホイールのULTEGRAは、チューブレス対応なので空気圧を低くしてもリム打ちの心配がありません。

さらに軽量化を求めるならおすすめは TOKEN の C22A です。

フロントですが、タイヤ・チューブ・クイックを装着して1,000gです。

この時は、交換前のホイールが同じ条件で1,170gだったので、フロントだけでも170gの軽量化となりました。

見た目の派手さはありませんが、本当に良く転がるホイールです。

 

メンテナンスから話はそれましたが、スポーツバイクは少し手を加えることで今までと違った反応をみせてくれます。

また、メンテナンスやアップグレードなどもお気軽にご相談くださいね。

 

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